「常野」と呼ばれる人たちを描くシリーズの、初めの短編集。
タイトルが帝国なだけに、どんだけファンタジックなのかと思っていたら、普通の世界に異質な力を持った一族が住んでいてあれやこれや...... というお話でした。
日常に潜む不思議、大好きです!
ひとつひとつの短編は、独立したもの、ゆるーくつながっているもの、と様々。色々なタイプの「常野」が見られて、シリーズ初めの作品なのに総集編のような雰囲気です。
一緒に購入した同シリーズの「蒲公英(たんぽぽ)草紙」、「エンド・ゲーム
」はそれぞれ、「光の帝国」の一編に登場した人物がストーリーの軸となる長編でしたが、正直、どれから読んでも大して変わらないと思います。
多くのエピソードが読めるという点で、3作品の中では「光の帝国」が一番面白かったかなー。
「蒲公英(たんぽぽ)草子」は途中でオチが読めてしまったし、「エンド・ゲーム」は途中で腹立たしくなってしまったので、私にとっては後味がアレでした(アレについては書きません)。
作品と全く関係ありませんが、集英社文庫はカバーが美しいですね。読むときはペラペラして邪魔だから外すけどね。