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rinatsukuによる色々メモ。
読んだ書籍の個人的なレビュー、足を運んだイベントや展覧会などの感想、調べものそして試しごとのまとめが多いブログです。

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プチひとり暮らしを快適に過ごすための(※自分用)まとめ。

Sun 17:19

1か月半ほどプチひとり暮らしをしているんですが、ようやく休日を自分のペースでくつろぐ余裕が出てきました。
ホテル暮らしなので、こまごまと家事をこなしているわけではないのですが、長期間ひとりでどこかに暮らすという経験がなかったので新鮮なのです。
近所にコンビニも、薬局も、郵便局も、駅も、カフェもあるとっても便利なところなので(ちなみに職場も近い......)、何か困っても対処できるというのはラッキー。
というわけで、今回「持ってきてよかったもの」「特に必要なかったもの」「来てみてわかったこと」をまとめてみます。

普段使いの洗面用品は、着いてすぐ使えるほうがいい。
化粧水や乳液はコンビニや薬局ですぐに買えるし、歯ブラシなんかもホテルで用意されていたりするけど、「なんかチガウ」んですよね。毎日、数度にわたって使うものだから、やっぱり馴染みのあるものがいいです。
自分の場合、化粧水は手作りしていることもあって、精油は自前のものを持ってきました。これもショップに行けば買えるんですけどね......。
身近な風景が全て変わってしまうので、一番近いところに「変わらないモノ」を置いておくと、ちょっと安心できました。
シャンプーとかもそうで、ホテルについているものだと髪の毛が部屋の乾燥に耐えられなかったので、普段よりしっとり力のあるトリートメントは必要かも。

服は結構持ってきたけど、買えばよかった。
冬場だったので、服がとてもかさばりました。持っているものを買うのもなぁ......とたくさん持参したものの、着いてから買っちゃえばよかった、と1週間経たずに思いました。
必要だからのみならず、買い物を楽しめて一石二鳥だし!せっかく街に出ても、ウィンドウショッピングにしかならないと切ない。まさに今、服を買いたい病にかかりつつあって、うずうずしますー。
あとは、積読になっていた本をごっそり持ってきたんですが、帰って読めばいいだけの話でした。本も、その瞬間に読みたいものを買うべきですね。
PHPの解説書とか、結局手をつけないまま、別の小説が増えていきます(勉強しなさい)。

話を聞いて想像すること、実際にひとりを体験すること。

  • ~2週間くらい:
    何もかも新鮮なので、あまり疲れないし寂しくない。
  • ~3週間くらい:
    慣れが出てきて、疲れを感じる。微妙に落ち込んだりする。
  • ~5週間くらい:
    疲れるけど、開き直ってのんびりしてくる。
  • ~このごろ:
    それなりに楽しめるようになってきた!

「休みの日に誰とも喋らない」なんて状況をリアルに味わって、どどーんと暗くなってしまうこともありましたが、今となっては気になりません。ひとり暮らしの友だちは、みんなこういう道を通ってきたのかしら......と勝手に共感したりして。
来る前は毎週観光したいなぁと妄想していましたが、実際落ち着いてみると、そんなに出歩いてもいませんね。福岡に住んでいると福岡タワーにあまり行かないみたいな(例えがおかしい?)。どこに何があるのか、いまいち把握できていない事情もあります。

生活に関する気づきは、今のところこのくらい。
もうしばらくプチひとり暮らしが続きますが、うまーくリフレッシュしつつ過ごしていきたいものです!

ここ1か月ほどで読んでいる本のまとめ。

Sun 01:26

このところ、活字を読むのが専らの楽しみです。
他にも楽しんでいるハズなのですが、気づくと本か新聞を読もうとしているので、たぶん今、自分の中で活字がブーム。そういう時期なのかな......と、勝手に納得しつつ読み進めています。

読み終えた本をちらほらとー。

宇宙の果てのレストラン/ダグラス・アダムス
年末に読んだ「銀河ヒッチハイク・ガイド」の続編。前作でイギリス流の皮肉たっぷりコメディ、さらにその和訳、という文体に慣れているので、だいぶ読みやすかったです。
シリーズ5冊中の2冊目なので、全ての複線が解けるわけではないけれど、前作で一番引っかかってた部分が解消されたので、自分としてはスッキリ。

彼らの流儀/沢木耕太郎
ノンフィクションを自ら手に取ることが少ないので、お薦めしてもらえてよかったー、という1冊。33編の短編集で、別の作品に関連するこぼれ話であったり、下地と思われる内容がたくさんでした。
これまでもいくつか薦めてもらった作品が肌に合うというか、乾いた文体が好きなのと、勉強になるところが大きいので、今年は別の作品もいろいろと読みたいです。

アフターダーク/村上春樹
どうして読み進めてしまったのか分からないのだけれど、独特の世界観に巻き込まれて、カフェで一気に読んでしまいました。でもやっぱりどうしても、最初から最後まで、ストーリーが不可解......。

フィッシュストーリー/伊坂幸太郎
4編からなる短編+中編を集めた作品。作品の狭間、というか空気の中に、別の作品の登場人物の影が見え隠れします。
別の長編に出てくる人物が主役として動いているのを見るのは、元の長編の読者にとっては楽しいものです。逆に知らなかったとしても、面白さのエッセンスが詰め込まれている気がするので、短編好きの方(長編は読み続けられない方)にオススメかも。

太陽の塔/森見登美彦
これも、すごい薦められて読んでみた1冊。昨年ホンモノの太陽の塔を観に行っているので、タイトルにも引かれてしまいました。
内容も、文体も、何だか男くさくて新鮮でした。爽やかさの欠片もなかった!
でも、ラストだけ、フラストレーションが一気に抜けてビックリ。

球形の季節/恩田 陸
高校生がとある噂話の発信源を探っていくうちに、住んでいる町の奇妙さがだんだんとあぶり出されてくる、少しファンタジックなお話。
途中で湧いてくる「あれ?」という違和感は、以前に読んで恩田作品にはまるキッカケになった「ネクロポリス」に覚えた印象と同じで、じわじわ大きくなる怖さがたまりません。

R.P.G./宮部みゆき
去年読んだ「火車」がとても面白かったんですが、読後感がすごく重くて、以来挑戦できていなかった宮部作品。
結果、やっぱり、面白かったけど重かったーーー。タイトルがこのお話の全てを体現しているのに、読み終わるまで気づけないのが悔しかったです。してやられた感。

書いてみるとそんなに読んでないと思ってしまうあたり、活字ブームの只中にいる証拠だなぁ......。

ボルゲーゼ美術館展 at 東京都美術館(上野)

Thu 16:08

201001_borghese.jpg

美術の教科書で見覚えのある芸術家がずらり。
その名前というのは、ラファエロ、カラヴァッジョ、ベルニーニ、ボッティチェリなどなど......。
東京都美術館の存在はまったく知らなかったのですが、ポスターを見かけて行ってきました。
「この人前にも見た気がする!」
「この名前なんか聞いたことある!」
という芸術家による作品がたくさん展示されていました(疎くてすみませんと謝りたくなる、誰かに)。

コレクションの中心は古代~ルネサンス~バロック時代にかけての作品。ちょうどそのあたりの宗教画やら肖像画が好きなのです。
絵画の中に、暗号というか「お約束」なシンボルが入っていて、それを見つけるとちょっとテンション上がります。
例えば、聖人の頭上には薄い天使の輪みたいのがある、とか。キリストかマリアは青とか赤の服を着てる、とか。空に太陽とか、中途半端な手とかがあると、神を表している、とかそういうもの。
力作を目の前にすると、黙々とキャンバスを埋めるってどういう心境なんだろうとか、表現の縛りを踏み越えて描き表したいこともあったのかなぁとか、色々と妄想してしまいます。

途中、ボルゲーゼ美術館自体を紹介するビジョンがあって、所狭しと作品の並ぶ館内を映し出していたのですが、それこそ宝の山☆
今まで全然知らなかったけど、行ってみたい美術館がまたひとつ増えました。丸1日いたって見終わらないだろうな......。

ボルゲーゼ美術館展
http://www.borghese2010.jp/

ネバーランド/恩田 陸

Fri 22:36

ともにゆく年くる年をまたいでしまった、積読の一冊!
昨年から続く恩田 陸ブーム、今年初めての作品は「ネバーランド」にしてみました。一冊完結のほうが勢いよく読めますからねー。

カバー裏のあらすじを引用すると、
舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。

これだけでストーリーの50%は分かる、でも核心には触れないという素晴らしいあらすじなだけに、中身読まなくてもよかったんじゃないか、とさえ思ってしまいました。
本当に、あらすじどおりなので。
「ポーの一族」というマンガを読んだことのある人は、そしてあの雰囲気が好きな人は、この作品もきっと好きなはず! たとえがおかしいですが、爽やかなポーの一族です(...)

1日の出来事をひとつの章に見立てた構成+平易で分かりやすい文体+覚えやすいキャラクターのおかげで、さくさく読めちゃうところも好きなのです。


続 日本人の英語/マーク・ピーターセン

Fri 21:37

以前読んだ「日本人の英語」の続編であり、アプローチの仕方を変えた一冊。
前作は日本人(日本語を母語とする人)が書きがちな英語に焦点があたっていましたが、今作は、日本人(略)が意味を読み違える傾向がある英語に目を向けられていました。
宗教的な部分も含めた価値観や、ネイティブであれば理解できるようなニュアンスの違いなど、これまた「そうなんだー!」と納得できるような説明ばかりでした。

僅かながら例を挙げると......

  • 「hear」と「listen」
  • 「see」と「look」と「watch」
  • 様々な文脈の「やさしい」をどう英訳するか
  • 単語によるフォーマルさの違い

など、学校で習う英語じゃ分からないなぁ、と思える指摘ばかり。
受験英語しか勉強していない(生の英語を学ぼうと踏み込む気がなかった)ことも原因だし、なんとなーくでも英語を理解できる点はいいと思うんだけど、自分が受けてきた英語教育って(遠い目)......と、ちょっと切なくなりました。
まったく関係ないけど、英語の先生ってアクの強い人ばっかりだったなー。皆さん相変わらず元気に教鞭を振るっているのかしら。