Booksの最近のブログ記事

続 日本人の英語/マーク・ピーターセン

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以前読んだ「日本人の英語」の続編であり、アプローチの仕方を変えた一冊。
前作は日本人(日本語を母語とする人)が書きがちな英語に焦点があたっていましたが、今作は、日本人(略)が意味を読み違える傾向がある英語に目を向けられていました。
宗教的な部分も含めた価値観や、ネイティブであれば理解できるようなニュアンスの違いなど、これまた「そうなんだー!」と納得できるような説明ばかりでした。

僅かながら例を挙げると......

  • 「hear」と「listen」
  • 「see」と「look」と「watch」
  • 様々な文脈の「やさしい」をどう英訳するか
  • 単語によるフォーマルさの違い

など、学校で習う英語じゃ分からないなぁ、と思える指摘ばかり。
受験英語しか勉強していない(生の英語を学ぼうと踏み込む気がなかった)ことも原因だし、なんとなーくでも英語を理解できる点はいいと思うんだけど、自分が受けてきた英語教育って(遠い目)......と、ちょっと切なくなりました。
まったく関係ないけど、英語の先生ってアクの強い人ばっかりだったなー。皆さん相変わらず元気に教鞭を振るっているのかしら。


銀河ヒッチハイク・ガイド/ダグラス・アダムス

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初読の感想は......「理解不能」
イギリス発のSFコメディで、全5冊シリーズの中の1冊目。好奇心で全冊大人買いしてしまったわけですが、今、読み終わって、理解不能☆
というか、本質的に、理解しなくていいんだろうと思えるストーリーでした。
ブリティッシュジョークと呼ばれるらしい、皮肉や屁理屈や禅問答のような掛け合いが楽しいので、何も考えず、流れを追っていけるのが面白い!
翻訳ならではの読みにくさは否めないんですが、それを差し引いても、ニヤッとしてしまう場面が多々ありました。

たぶん原文を読むと、単語の韻なども楽しさに拍車をかけるんじゃないかなー、と思います。
というか、こうやって、原文の良さを踏まえて和訳する苦労っていかばかりだろう、と考えてしまう......。
ネイティブ(アメリカではなく、イギリスの)の感覚がないと「???」ってところもありそうなのですが、そこは日本発の作品が輸出される場合と一緒だから、しょうがないですね。

次の「宇宙の果てのレストラン」を読む前にもう一度読み返そうかな。
一気に読むつもりだったけど、独特の読みにくさでつっかえてしまうので、ちょぼちょぼ読み進めようと思います☆

個人的には主人公の名前が「アーサー」という時点で吹いたんですが、それは別次元の話なので割愛。


日本人の英語/マーク・ピーターセン

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「必要なときだけ英語脳」にすんごく憧れます。
夏真っ盛りに買って、少しずつ少しずつ読み進めていた本です!
ゆっくりペースだったのは、話の中で英語/日本語の切り替えが多く、頭のスイッチがなかなか適応してくれなかったから。。。
日常的に英文に触れていた時期と比べると、やはり、かなり鈍っていますね(そうでなくてもすらすら読めるわけじゃないのに)。

日本で英語の先生をしている著者が、「日本人がよく書いてしまう英文」について、きめ細やかに解説しています。
例文を読んでいると、「a」と「the」の違いや、前置詞・関係代名詞の使い分け、過去形と完了形の区別など、「あ~、確かによく分かんない!」と深く頷いてしまう内容でした。

実際、自信が持てないんですよね、英作文って。相手に通じる英語なのかが判断できないです。読むほうならまだ、辞書を片手に無理やり訳すことも出来るのですが......。
英語の論理をかなり詳しく説明してあるので、すぐに理解はできなくても、再読を繰り返したらもしかして! と思える本でした。
一緒に買った「続・日本人の英語」も、これでやっと読むことが出来ます☆


光の帝国(常野物語)/恩田 陸

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「常野」と呼ばれる人たちを描くシリーズの、初めの短編集。
タイトルが帝国なだけに、どんだけファンタジックなのかと思っていたら、普通の世界に異質な力を持った一族が住んでいてあれやこれや...... というお話でした。
日常に潜む不思議、大好きです!
ひとつひとつの短編は、独立したもの、ゆるーくつながっているもの、と様々。色々なタイプの「常野」が見られて、シリーズ初めの作品なのに総集編のような雰囲気です。

一緒に購入した同シリーズの「蒲公英(たんぽぽ)草紙」、「エンド・ゲーム」はそれぞれ、「光の帝国」の一編に登場した人物がストーリーの軸となる長編でしたが、正直、どれから読んでも大して変わらないと思います。
多くのエピソードが読めるという点で、3作品の中では「光の帝国」が一番面白かったかなー。
「蒲公英(たんぽぽ)草子」は途中でオチが読めてしまったし、「エンド・ゲーム」は途中で腹立たしくなってしまったので、私にとっては後味がアレでした(アレについては書きません)。

作品と全く関係ありませんが、集英社文庫はカバーが美しいですね。読むときはペラペラして邪魔だから外すけどね。


夜のピクニック/恩田陸

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昨日書いた「六番目の小夜子」に続けて、「夜のピクニック」を読み終わりました。
これは今までに読んだことのないリアルな青春小説!
全校生徒が夜を徹して歩く「歩行祭」という学校行事の最中で、高校生がわいわいする話です。
不可思議なエピソードは皆無、登場人物はみんなフツーで、学校行事に臨む際の「楽しみ!」な感情と「だるーい」感情がせめぎ合うところが伝わってきます。

描写を通して思い出す記憶がものすごく多くて、よくこれだけ高校時代を凝縮できるなぁと感嘆。
フラッシュバックの内容は、通学路に川原があったとか、合宿の夜はテンション高かったとか、遠足が面倒だったけど楽しさしか覚えてないとか、どうしても話しかけづらい子がいた......とか、数え上げれば切りがありません。
友達とは毎日、飽きもせず喋っていたというのに、覚えていることはほんの一握りなんですよね。

高校時代、何だかんだいって楽しかった! という人は、これを読むと懐かしいやら何やらでもじもじするかも。
逆に、人生の暗黒時代が高校のとき! みたいな人は、腹が立つだけかもしれません(分からないけど)
あまりにも完璧に近い爽やかさが、印象に残りました。


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