rinatsuku.net : 2009/08

rinatsukuによる色々メモ。
読んだ書籍の個人的なレビュー、足を運んだイベントや展覧会などの感想、調べものそして試しごとのまとめが多いブログです。

posts of 2009/08

MT4でひとつのブログ記事を数種類のURLへ出力する方法

Mon 23:08

注:確実だけど、多分スマートではない方法です。
MT4で、ひとつのブログ記事をふたつのページに出力する方法をずーっと考えていたのですが、ようやく「これか!」と思えるやり方が見つかりました。

  • PC向けページとして「http://www.test.com/2009/08/pagename.php」
  • 携帯向けページとして「http://www.test.com/m/2009/08/pagename.php」

というURLになるページを出力しようとしていて、ブログ記事テンプレートはちゃんと↑の構造になるよう準備して、出力自体はできていたのですが、ブログの個別記事のパーマリンクを出力するタグ「<$MTEntryPermalink$>」は、どっちかひとつのURLしか出せなくて困ってました。
携帯向けのページを表示したいのに、そのまま使うと、PC向けのページにリンクしちゃうわけです。
※実は条件分岐とかで出せるとかだったらごめんなさい

でも考えてみたら、↑のURLって、いくつかのMTタグを組み合わせたら作れることにようやく気づいてビックリ!
今まで、全然思いつかなかったもので...... 何やってたんだー。

つまり、携帯向けに個別記事へのリンクを作りたいときは、
「<$MTEntryPermalink$>」
ではなく、
「<$MTBlogURL$>m/<$MTEntryDate format="%Y"$>/<$MTEntryDate format="%m"$>/<$MTEntryBasename$>.php」
と書いてループしてあげればよかったのでした。
ブログの公開パスや出力したい階層名にもよりますが、ブログ記事は日付やらカテゴリやらで定義されているんだから、それぞれに当てはまるMTタグを継ぎはぎすればよかったんだよーというオチ。

難しく考えすぎ! としばしば言われるのですが、本当にそうだなーと思ってしまいました。むむむ。
これで、今までMT4iに頼っていた携帯版ページの出力を自前でできることになります(一応携帯版もあるんですこのブログ)!
実装するかは別として、ちょっと嬉しくなる発見だったので、メモメモ。

夜のピクニック/恩田陸

Sun 18:39

昨日書いた「六番目の小夜子」に続けて、「夜のピクニック」を読み終わりました。
これは今までに読んだことのないリアルな青春小説!
全校生徒が夜を徹して歩く「歩行祭」という学校行事の最中で、高校生がわいわいする話です。
不可思議なエピソードは皆無、登場人物はみんなフツーで、学校行事に臨む際の「楽しみ!」な感情と「だるーい」感情がせめぎ合うところが伝わってきます。

描写を通して思い出す記憶がものすごく多くて、よくこれだけ高校時代を凝縮できるなぁと感嘆。
フラッシュバックの内容は、通学路に川原があったとか、合宿の夜はテンション高かったとか、遠足が面倒だったけど楽しさしか覚えてないとか、どうしても話しかけづらい子がいた......とか、数え上げれば切りがありません。
友達とは毎日、飽きもせず喋っていたというのに、覚えていることはほんの一握りなんですよね。

高校時代、何だかんだいって楽しかった! という人は、これを読むと懐かしいやら何やらでもじもじするかも。
逆に、人生の暗黒時代が高校のとき! みたいな人は、腹が立つだけかもしれません(分からないけど)
あまりにも完璧に近い爽やかさが、印象に残りました。


六番目の小夜子/恩田陸

Sun 00:02

何年か前にドラマ化されていたこと、学校から帰ってきてたまーに見ていたことなどは覚えているのですが、印象的な(ある意味そのまんまな)タイトル以外はほとんど頭から抜けていたので、原作を読んでみました。
六番目の小夜子って恩田陸だったんだ......というのが、初めの正直な感想。
その時点でブームが始まっていてもおかしくなかったのに!(そこか)

受験生が主軸の青春群像劇で、ちょっとホラーなお話。
タイトルにあるとおり「サヨコ」という人物がキーパーソンなのですが、「サヨコ」自身にとっても、謎は8割ほどしか明かされないまま終わってしまいます。
そこに想像の余地があるので好きなのですが、「結局どうなったのよー!」と思う人も多いかも?
自分の高校は文化祭が2年に一度で、1回しか経験できないタイミングの学年だったので、もっとはじけたことしたかったなぁと、文化祭ネタを読むたびに思います。
学校=「閉鎖された空間」「特殊な社会」という位置付けは、個人的にはすごい共感。



と、ここまで書いたところで、個人的な恩田陸ブームの火付け役になった「ネクロポリス」に関してはまだ書いていなかったことを、今さら思い出しました。
面白さに興奮しすぎて、メモる前に友達に返しちゃった記憶があるので、ちゃんと買って再読してからメモろうっと。

チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展/福岡市博物館

Sat 17:33

1週間前に観に行って、メモるのすっかり忘れてました。
九州国立博物館での阿修羅展と会期がばっちり重なっていることもあるからか、人が少なくてびっくり!
少しは空いてるだろうと思って午前中に行ったんですが、想像以上に閑散としていて大丈夫かなーと心配になりました(チンギス・ハーンかわいそう)。

ココに目を引く展示物が載ってしまっているので、会場では正直、「おおおお!」というものには巡り合えず。
でもちっこい仏像だとか、牡鹿・雌鹿の冠飾り(対になってるのね)はかわいかったです。
「夏休み子どもクイズ」とやらをやっているそうで、答えを求めて走り回る小学生の一団が目立ちました。一緒に見てると子どもの感想が聞こえてくるのですが、先入観がないというか、まんま素直で面白いです。

当日は8月9日、長崎の原爆記念日だったので、11時2分から1分間、全館で黙祷をするアナウンスがありました。
これだけ人がいるんだから、きっと何人かは無視して展示を見続けるんだろうな~と思っていたら、その時間だけは人の声も足音もしなくなって、変な話、ちょっと感動しました。
(自分が穿った捉え方をしたことは脇に置いておく)

ロールケーキが大人気の「un cadeau(アンカドー)」

Sat 23:21

ロールケーキがふわふわで美味しいんですよ~~~!
縁あってチラシとか名刺を作らせてもらってるケーキ屋さんなんですが、お世辞抜きで、どのケーキを食べても美味しいのです☆
個人的に一番好きなのは、迷うけどチーズケーキかな、ベイクドのほう!
むむむ、ガトーショコラも捨てがたいです。

一つひとつは小ぶりで、クリームも生地も甘さ控えめ、すごく上品な味がします。
逆にこってり、甘~いケーキが好きな人には物足りないかもしれない。
行くとついつい人数分+αで買いすぎそうになるので、頑張ってガマンしています。

アンカドーQR← un cadeau の携帯サイトへ(了承を得て Katy でテスト)
福岡県福岡市南区野間3丁目6-3

終末のフール/伊坂幸太郎

Sat 22:44

久しぶりに伊坂幸太郎の作品を読みました!
8編からなる短編集で、いずれも「3年後に世界が終わる」という前提で描かれているお話です(理由は一応ヒミツ)。
人生のリミットを抱えたときに人間がどう生きていくのか......というテーマが下地にあるので、決して明るい話ではありませんが、達観や諦めや無自覚や色々なユーモアが混ぜこぜになっていて、引き込まれます。
ミステリーでも何でもなくて、淡々とした日常のシーンと心理描写だけなのに面白いと思ってしまうのが悔しいです。そういう問題じゃないけど。

文庫になったら買おうと思っていたのですが、集英社の「ナツイチ」のため平積みになっているのを発見して、速効購入。
この人の本を読むと何となくほっとするのは、平易な文体だからなのか、出てくる人物がみんな普通なんだけどどことなくズレてるからなのか、どうしてなんでしょう。なぜか絵本でも読んでいるような気分になってくるんです。