ハーレクイン小説じゃありません、念のため。
以前紹介した「隼別王子の叛乱」と同じ作者の、こちらは平安時代を背景にした恋のお話です。
単純に、みんなまるく納まってよかったねー、というストーリーではないので、ちょっとオトナの恋バナを盗み聞きしているような気分になれます(この時点でオトナではない)
この方が描く平安貴族のイメージが強すぎて、他の平安時代ものを読むと「???」となってしまうことがあります。特に、宮中でしたたかに暮らす強い女性の生きざまが伝わってきます。
枕草子を分かりやすく現代語訳した「むかし・あけぼの」とかも、雅な雰囲気で面白いんだよー。
平安時代といえば宮中&京の都は政略や刃傷や怨霊で忙しく、それ以外の田舎もめちゃくちゃ治安が悪い時代だったといわれているけど、表に出てくるのはいつも艶やかな世界なので、つい憧れてしまいます。
実際に平安時代の宮中にタイムスリップしたら、襲のコーディネートとか絶対できないと思いますが。