現代? 現状? の日本を覆う鬱屈感が、行間に漂ってる。
3週間程前に読み終えていたのですが、メモしそびれていました。日本の総選挙&外交情勢をモチーフにしている作品です。
ここ数年の国会模様(小泉元首相とか安倍元首相とか麻生現首相とか)を少しでも眺めている人なら、この本に書かれている世論の流れは実感が伴うはず。
「あ~、また微妙だな~」みたいな。
プラス、このままでは民意に迎合した衆愚政治に陥るんじゃないか? っていう主人公の疑問にも、リアルな怖さを感じました。
でも同じ恐怖感というか、もやもやした気分を抱えている人って多いんじゃないかな。吐き出し所が分からないってだけで。
ところでシューベルトの「魔王」って、ずいぶん昔に音楽の授業で聴きましたよね。
ドイツ語の原曲を最初に聞いて、とりあえずクラシック難しいわーと思ったのも束の間、直後に流れた日本語版で爆笑したことをよく覚えてます。中学生の笑いのツボにはクリーンヒットだったもの。
魔王/伊坂幸太郎
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